ビーガン・ビーガニズム
ビーガニズムにせよ反出生主義(アンチナタリズム)にせよ、何らかの倫理的なism(イズム)を主張する者は、ほぼ必ず「価値観を押し付けないでほしい」という反発に直面する。ビーガンならば、「自分が肉を食べないのは勝手だが、他人に肉を食べないように押…
苗野「……という理由から、私は動物を食べるべきではないと思っています」 先生「でも、ヒトは何万年も何十万年も前から動物を食べて生きてきたんですよ」 ため息が出る。興味を持って質問してくれた人に対しては、なるべく丁寧に説明してみることを心掛けて…
漫画『講座 あにまるえしっくす』の作画担当者が、第3回よりおにぎりさんから紡音ゆび子さんに交代しました。2月6日に第3回「どうして犬を蹴ってはダメなのか?」を公開し、2月12日にコラム1「動物が好き?いいえ、正義の問題です」を公開しました*1。コ…
「植物の命はいいのか? その2」の続き。 5と6を扱います。 藁人形論法 生命は神聖なものではない 生命の神聖性の人間中心主義 生命の2つの役割 経験的生を欠く存在の固有の価値 生命中心主義
「植物の命はいいのか? その1」の続き。 3と4を扱います。 藁人形論法 生命は神聖なものではない 生命の神聖性の人間中心主義 生命の2つの役割 経験的生を欠く存在の固有の価値 生命中心主義
ベジタリアンやヴィーガンに対して頻繁に寄せられる問い、または反論の一つがプランツゾウとも呼ばれる「植物の命はいいの?」です。この問いについては既に『講座 あにまるえしっくす』第2回で扱っています(次回でも少し触れる予定です)ので、敢えて記事…