ピラビタール

息をこらえて 目を閉じて 夜のふちへ

アニマルウェルフェア

動物を虐待してはならない理由

動物に道徳的地位を認めるということは、動物が動物自身の資格において配慮に値するということを意味する。それは、他の何者かの利益のための派生的な考慮からではなく、動物自身の利益に独立した倫理的意義を認めるということである。簡単なアンケートを紹…

「動物の権利」の混乱と整理

昨日の記事で「道徳的地位」なるものが意味するところを整理した。 動物の道徳的地位についての整理 - ピラビタール 続いて、「動物の権利」という語の意味するところについて、整理する。ある者は動物の権利を動物福祉と同様の意味で捉え、またある者は基本…

動物の道徳的地位についての整理

今回の記事と次回の記事で、道徳的地位や道徳的権利といった混乱しがちな概念を整理します。参考図書はデヴィッド・ドゥグラツィア『動物の権利』です。よろしくお願いします。 動物の権利 (〈1冊でわかる〉シリーズ) 作者: デヴィッド・ドゥグラツィア,戸田…

「猫にヴィーガン食を与えるべきではない」という判断について

■倫理的判断の普遍化可能性 誠実な倫理的判断は、普遍化可能性を備えていなければならない。普遍化可能性とは倫理的判断がもつとされる性質であり、「ある状況である道徳判断をしたなら、それと類似したあらゆる場面で同じ道徳判断を下したことになる」とい…